【FACEBKという請求に注意!】Facebookの広告アカウントを不正利用されてから解決するまで【返金までの経緯!】

Facebookの広告アカウントを不正利用されて、5万円以上使用されていました。不正利用されていなくてもFacebookを利用する方全員に読んでほしいと思います。

広告アカウントを作成して出稿したのは僕自身ですが、しばらく使わずに放っている間に知らぬ間に不正利用されていました。

現時点では広告アカウントも閉鎖し、クレジットカード会社とも話をして不正請求分は取り返すことができたので、同様の被害にあった方のために不正利用された場合の対処法を記載していきます。

追記

この記事を公開してから半年以上経過しましたが、現在はFacebookのアカウント自体を削除しました。

FacebookはSNSでは代表される企業の一つです。しかし、個人情報扱う割にはあまりにも危機管理がおざなりな感じがしたので、もう二度度使うことはないと思います。

>>Facebookに突然ログインできなくなったトラブルの記事も書いています!

目次

不正利用から解決までの道その1:カード請求書で初めて気が付いた

不正利用されたのに気付いたきっかけはカードの請求書です。毎月大体の使用金額把握しているのですが、その金額よりも5万円くらい多いのでカードのWeb明細を確認したところ

  • 「FACEBK*」

から始まる請求で5万円使用されていました。明らかにFacebook関係の請求ですが使用した覚えが全くありません。

そこで久々にFacebookにログインして広告マネージャーを確認すると、全く身に覚えのない広告が多数作成されていました。

しかし、広告アカウント自体はポリシー違反があったという事ですでに停止されており、アカウントの削除や支払い設定も全くできない状態です。

ここでアカウントを復活させても、また不正利用されると意味がないので(クレジットカードをまた不正利用される恐れがあるので)まずクレジットカードを停止させることにしました。

クレジットカードを停止させるために窓口に電話しましたが、混みあっており全くつながりません。一刻も早くクレジットカードを停止したいので、紛失・盗難窓口に電話したところ、紛失・盗難でなくても不正利用及び情報流出の懸念があるという事で取り扱っていただけました。

とりあえず電話に出てくれたクレジットカード会社の担当者に伝えたのは下記のことです。

クレジットカード会社の担当者に伝えた内容
  1. 利用日が〇月〇日の請求は身に覚えのない請求。
  2. Facebookの広告アカウントを不正利用された。
  3. 〇月〇日の同様の請求は自分で利用した。
  4. Facebookに対してのアクションは取っていない。アカウントを停止されているのでまずカードの利用を停止したい。
  5. ただし、確認したところ後日3万円程度の請求があるかもしれない。
  6. 自動引き落とし関係はすべて別のカードにした。また、航空券や新幹線の予約も行っていない。

以上7点を伝えました。

担当者からは

カード会社の担当者からの話
  1. カードの利用停止はすぐに実施。カード番号も替えます。
  2. 身に覚えのない請求に関しては確認した。
  3. 返金に関しては調査が必要でそれは別の部署で行う。調査完了後電話する。
  4. 他の3万円の請求に関しては現在確認することができないので、もし請求があれば再度連絡してください。

返金に関しては調査が必要というのが気になりますが、とりあえずカードの利用停止はできたのでこの時点で広告アカウントを復活させることにしました。

不正利用から解決までの道その2:アカウントを復活させる

Facebookの広告アカウントの復活はアカウントの認証が必要です。この場合は運転免許証などの写真を送付する必要がありますが、住所や免許証番号は必ず削除するようにしましょう。

アカウント認証自体はチェックボックスにチェック入れていくだけですが、「Facebookアカウントで不自然な支払いまたは購入がありましたか?」というところも「はい」にしておきました。

ところがFacebookの返答は

なんかもう明らかに自動返信なのであきれました

なんかもう明らかに自動返信なのであきれました・・・。そんなの僕の広告アカウント確認すれば中国語だらけってことで、明らかに不正利用されているってわかるじゃん?

かなり怒りが込み上げてきたので

もう少し真面目に調べろ!

と再度認証を実施したところ

なんですか?この掌返しっぷりは??なんかFacebookに対する信用度が一気に落ちました

なんですか?この掌返しっぷりは??なんかFacebookに対する信用度が一気に落ちました。まぁ、広告アカウント自体は復活したので、広告アカウントはすぐに閉鎖しました。

不正利用から解決までの道その3:Facebookに不正報告について連絡する

次にFacebookに対して広告の不正利用に関しての報告を行いました。支払い設定の下部に「ご質問等がある場合はお問い合わせください。」と記載があるので、このリンクから「広告料金の支払いに関するお問い合わせ」のページに移動することができます。

ここでFacebookに問い合わせたのは下記のとおりです。

Facebookに問い合わせた内容
  1. FACEBK*の請求についてはアカウントが不正利用されたもの。
  2. アカウントが知らぬ間に不正利用された。
  3. カード会社には連絡済みだが、返金と今後の請求も全て不正利用の結果である。
  4. 広告アカウントは削除済みなので、他はすべて御社で調査を行う事。

まぁ、事実をそのまま網羅しただけですが。Facebookからの返答は

前回の問い合わせとは全く違う返答!

と、前回の問い合わせとは全く違う返答!さすがにアカウントを不正利用されたと理解した上での返答なので、少し慎重になったのでしょうか?

とりあえずこの段階でもうFacebook自体のアカウントを削除しようかなと思ったのですが・・・後々何かあったら嫌なのでまだ削除しないでおいておきました(結果としてこれが正解だった)。

不正利用から解決までの道その4:カードの返金手続き

後日カード会社から連絡があり、今回の身に覚えのない請求に関しては下記の用に対応するといわれました。

カード会社からの連絡
  1. 身に覚えのない請求はすべて返金。
  2. こちらからFacebookへの請求はこれから行う。その際に、もしかしたらアカウントの停止などの処置があるかもしれないが構わないか?→OKしました。
  3. 後日請求来るかもしれないといわれたものは、現時点でも確認できない。もし、後で請求があれば再度電話してほしい。
  4. この件に対しては「異議申し立て書」にサインが必要なので郵送する。届いたらすぐに返信してほしい。
  5. 2~3ヶ月たっても何も連絡なければ解決したということ。何か確認事項があればまた連絡します。

と、返金はしてくれることになりました!これはカード会社も保険に入っているからなのでしょうか?

実はアカウントを不正利用されたのは事実ですが、パスワードなどは変更されていなかったので不正利用と証明することができるか不安でしたが、意外とすんなり返金してもらえて安心しました。

また、Facebookのアカウントについても別にもう停止されてもいい(問い合わせの最初の事務的な返答を見ると、不正利用に関する対応がかなり不安なので)ので、全く問題はありません。

この時点でかなり安心していたのですが・・・まだ終わっていませんでした。

不正利用から解決までの道その5:なぜか広告アカウントが復活?!

Facebookにログインするとなぜかパスワードを強制的に変更されました(二日前くらいに変更しているのに)。変更後、何か怪しい予感がしたので、閉鎖したはずの広告アカウントにログインしてみるとなぜか普通にログインできてしまい、さらに広告アカウント自体は

広告アカウントに不審なアクティビティがあったため、セキュリティ上の理由から広告を停止しました。

消したのに復活させるなよ!

何してくれてんの?Facebookさん?消したのに復活させるなよ!

という事で今度は再度アカウントの認証→広告アカウントの閉鎖がまた必要です。

不正利用から解決までの道その6:広告アカウントを今度こそ閉鎖

なぜか復活された広告アカウントを再度閉鎖する必要があります。

仕方ないので再度アカウントの認証を実施したところ。

お支払い機能はもう使用したくないんです

いや・・・お支払い機能はもう使用したくないんですけど・・・。

ということですぐに広告アカウントは閉鎖しました。

ということですぐに広告アカウントは閉鎖しました。

これで

  1. クレジットカードの利用停止
  2. 返金の手続き
  3. Fecebookへの不正利用の報告
  4. 広告アカウントの削除

は全て行いましたので、安心していいはずです。

不正利用から解決までの道その7:カード会社からの 異議申立書を記入

カード会社からはすぐに返金されましたが、異議申立書の記入が必要です。

これは「私はあなたのサービスを受けたこともないし、他人にカードの使用を許可したこともない」という申し立てをする証拠書類となります。

不正利用された場合はこの書類の記入が必要なようです。

すでに返金もされていますがガード会社としては必要な手続きなのですぎに記入して返送しました。

実物がこれです。

異議申立書

これに署名して日付を書くだけなのでめんどくさい手続きはいりません。

しかし、カード会社によっては使用された店や日付及び金額をすべて自分で調べて記入が必要なことがあるそうです。

「自分は大丈夫」という思いが今回の失敗につながった

私は1990年代、つまりISDNの頃からネットを利用しています。はっきり言ってそこら辺の若い人よりはネットに詳しいし、多くのインターネットに関するトラブルも知っていました。

でもどこかで「自分だけは大丈夫」正常性バイアスに陥った結果が今回の失敗につながったと思います。

今回はたまたまカードの利用明細を確認したから良かったですがもし確認していなかったら・・・もっと多額の金額が騙し取られていたと思います。

ネットリテラシーについてはもっとよく勉強しないとだめだと、痛感しました。

私の子供もYoutubeなどを見たりするので「学校では教えてくれない大切なこと 12 ネットのルール」や「クイズでわかる 小学生からのネットのルール」などの本で教育する必要があると、改めて認識しました(もちろん私もですが)。

学校では教えてくれない大切なこと 12 ネットのルール

クイズでわかる 小学生からのネットのルール

不正利用から解決までの道:まとめ

まとめ

Facebookの広告アカウントの不正利用は調べてみるとわかりますが、結構被害にあっている方がいます。その為対策としては

  1. 広告アカウントを不正利用されていないか週に一回程度確認する。放置しない。
  2. 広告を出稿しない時は支払い方法を削除する。というかアカウント自体を削除したほうが良い。
  3. クレジットカードの明細は毎月チェックする。

が必要です。僕のように放置しているとクレジットカードを利用されてから初めて気が付くことになります。

もし不正利用されたら

  1. クレジットカードの明細で不正な利用日を確認する。そしてすぐにクレジットカードを停止。その際に不正な利用日を伝えると良い。
  2. 不正利用があった旨をFacebookに報告。
  3. 広告アカウントを削除。
  4. ログインパスワードを変更する。

をすぐに実施してください。クレジットカードの窓口は平日しか対応してくれませんが、紛失・盗難窓口は24時間対応してくれます!なのですぐに電話しましょう!

不正利用されるとその後の対応が大変ですので、できれば毎日ログインだけしてアカウントを不正利用されていないか確認しましょう!

学校では教えてくれない大切なこと 12 ネットのルール

クイズでわかる 小学生からのネットのルール

>>Facebookに突然ログインできなくなったトラブルの記事も書いています!

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