私はたまに自宅で録音しますが、やはり外部騒音が気になるのといつも早朝に録音しているので周りへの騒音が非常に気になります。
とはいっても防音ブースなんて高くて買えないし、いちおうこういうのもありますがもう少し安くしたいところ。
なので簡易的ですが自作で防音ブースを作成してみました。
用意する物は段ボール、吸音スポンジ、遮音シートのみ
- 購入するのは吸音スポンジと遮音シートだけです。
吸音の基礎ですが基本的に高音域はグラスウールやウレタンスポンジのようなもので吸収させて熱エネルギーに変換します。
低音域ははっきり言って振動みたいなものなので、質量の大きい物で遮音するという感じです。
よく吸音スポンジのようなものを張り巡らせ「効果が無い」という人は、この遮音という考えが抜けている事が多いです。
一番いいのはちゃんと周波数分析して、専門のメーカーに依頼する事ですが・・・さすがにそこまでお金かけれませんので。
購入した物は
だけです。
ついでにマイクも買いました。Kungber コンデンサーマイク PC マイク USBマイク マイクセットっていう安いやつですが・・・まぁ初めなのでこれでよいでしょう。
吸音材 防音 吸音対策 消音 騒音 ウレタンフォーム ピラミッド型 スポンジ 30cm×30cm 不燃 無害 極厚5cm ブラック 12個入りで高音域を吸収させて、日本特殊塗料 防音一番オトナシート(5枚入り)で遮音しようという狙いです。
ちなみに素人がこのような物を作って5dbでも音圧レベルが低下すれば非常に素晴らしいです。むしろ2~3db下がればよいほうではないでしょうか?10dbとか20dbとか下げたいのであればそれこそプロでないと不可能です。
その際は周波数分析なども必要なので、素人ではちょっと難しいですね。
ちなみに周波数分析いうのもいろいろあってA特性とかC特性とかいろいろありますが・・・私は専門家じゃないので割愛します(笑)。
吸音材 防音 吸音対策 消音 騒音 ウレタンフォーム ピラミッド型 スポンジ 30cm×30cm 不燃 無害 極厚5cm ブラック 12個入り
Kungber コンデンサーマイク PC マイク USBマイク マイクセット
ダンボールを加工してブースを作る
- 本来であれば密度の高いものが良いのですが・・・格安なので仕方ないです(笑)。
ブースの素材は段ボールを使います。本来であれば質量の大きなもの、それこそ鉛の板とか最強ですがそんなもの簡単に手に入らないので段ボールにします。
ブース状に加工します。
ふたの部分を布テープで固定して基本的な構造は完成です。
吸音材 防音 吸音対策 消音 騒音 ウレタンフォーム ピラミッド型 スポンジ 30cm×30cm 不燃 無害 極厚5cm ブラック 12個入り
Kungber コンデンサーマイク PC マイク USBマイク マイクセット
日本特殊塗料 防音一番オトナシート(5枚入り) を張り付ける。
- 本来であれば遮音シートは隙間なく敷き詰めるのがベストですが・・・枚数が足りないのでまぁ良いでしょう。
次にダンボールブースの内側に日本特殊塗料 防音一番オトナシート(5枚入り)を張り付けます。これは両面テープ付きなので非常に便利です。
本来であればもっと安価で大量に購入できるのですが、余ってもしょうがないので日本特殊塗料 防音一番オトナシート(5枚入り)にしました。
両面テープをはがして内面に貼り付けます。本当は隙間なく張り付けるのが良いですが・・・足りないので妥協します。
吸音材 防音 吸音対策 消音 騒音 ウレタンフォーム ピラミッド型 スポンジ 30cm×30cm 不燃 無害 極厚5cm ブラック 12個入り
Kungber コンデンサーマイク PC マイク USBマイク マイクセット
ウレタンフォーム を張り付け
- よく写真とかで見る凸凹のやつですね。凸凹がなくてもいいですよ。
次にウレタンフォームを張り付けますが、まずこれは圧縮されているので元に戻さないといけません。
開封してみると・・・ぺちゃんこです。
一枚ずつはがして、水を含ませるとすぐに戻るそうなのですが・・・寒いし逆に乾燥に時間がかかりそうなので二日ほど放置しました。
放置すると自然に戻るので、100均で購入した両面テープで張り付けます。
ちょっと貼り付けが不足していますが・・・まぁこれでいいでしょう。
吸音材 防音 吸音対策 消音 騒音 ウレタンフォーム ピラミッド型 スポンジ 30cm×30cm 不燃 無害 極厚5cm ブラック 12個入り
Kungber コンデンサーマイク PC マイク USBマイク マイクセット
結果は・・・大体2~3db低下!
- 欲を言えばもう少し音が下がってほしかったですが・・・素人製作なので良しとしましょう。
超手作り感がまんさいですが、iPhoneのアプリで測定してみると大体2~3db低下することが確認できました。
正直、5dbくらい低下しないか期待していましたが・・・まぁ素人なのでこんなものでしょう。
外に漏れる音よりも、周囲のノイズとか反響音をマイクに入れないのが一番の目的なので、これで十分かと思われます。
ただし、家でもっと本格的に音楽などを録音したい場合や、カラオケをしたい場合は専用の防音ブースなどを購入することをおすすめします。
しかし、材料代で5000円ほどでこの程度の防音ブースなら作れてしまいます。家に大きい段ボールがあれば簡単に作れますので、これから自宅でYouTuberなどを始めたい方にはおすすめです!
吸音材 防音 吸音対策 消音 騒音 ウレタンフォーム ピラミッド型 スポンジ 30cm×30cm 不燃 無害 極厚5cm ブラック 12個入り
コメント