資格・英語を勉強するうえでモチベーションというのは非常に重要です。
モチベーションを保てなければ要は三日坊主で終わってしまい、目標を達成するのは不可能となります。
でも、私たち人間は基本的にはなまけものです。楽な方向があればそこに進みたいし、嫌なことはしたくない。本能のようなものなので変えることは不可能だと思います。
では、どうやってそのモチベーションを高く保つのか?
きれいごとではモチベーションは上がらない
- はっきり言ってきれいごとみたいな動機ではモチベーションは長く続きません。
モチベーションを高く保つのにきれいごとはいりません。たとえば英語の勉強で
- 英語ができるようになって会社の役に立ちたい。
- 将来駐在があるのでそれに困らないようにしたい。
- 今の時代英語ぐらいできないとだめなので。
などなどの理由がありますが、大体こんな理由の人って長く続かないです。
なぜなら
- 英語ができるようになって会社の役に立ちたい。
→別にそれ以外にも会社の役に立つ方法はあるし、その為だけにわざわざきつい思いをしたくはない。 - 将来駐在があるのでそれに困らないようにしたい。
→他の日本の駐在員もいるし、駐在してからでも間に合うか! - 今の時代英語ぐらいできないとだめなので。
→別に英語ができなくてもい(今のところ)日本で生きていくなら不自由しないしなぁ。
などなど、いろいろな理由をつけて逃げる事ができます。
僕は良くTOEICの勉強の仕方を聞かれるのですが、大体僕の返事は
- TOEICだけなら公式問題集をマスターしてください。単語、文法、リスニングはこれとこれなどがお勧め。勉強時間は早起きしてでも1時間は確保してください。
いつも大体同じですがこのようなことを言っています。言ってることは非常に単純です。
でも、大体の人が英語の勉強が長く続かずやめてしまっています。理由は簡単始める動機がきれいごとにすぎないからです。
モチベーションを上げる原動力は怒りと嫉妬
- きれいごとよりは「あいつに負けたくない!」とか「あいつばっかり評価されやがって!」みたいな感情の方が重要です。
僕は決して昔から英語ができる人間ではないし、英語が好きだったわけではありません。そんな僕が「英語を勉強してやる!」と思ったのは会社への怒りと嫉妬からでした。
モチベーションが上がったきっかけその1:英語ができる=仕事ができるという考えを見せつけられた
前職での会社はどちらかというと体育会系な会社で、頭が良いことよりもバリバリ仕事をする人が好まれている会社でした。
そんな中で突然中途入社で正社員で入社してきた人がいました。会社の人事が言うには
- 英語ができるから
はぁ?という感じでした。当時の会社はプラントエンジニアリングを主体としている会社で、海外案件はおろか海外展開すら考えていない状況です。
そんな中で英語ができるから正社員で採用するという意味が全く持ってわかりません。はっきりいって、英語ができるよりもAutoCADを扱える人間を雇ってくれた方がはるかに素晴らしいです。
案の定、その人は特に海外に行くこともなく、プラントエンジニアリングの仕事をするでもなく・・・図面のトレースなどの簡単な仕事しかしていませんでした。
モチベーションが上がったきっかけその2:英語ができるというだけで入社一年で抜かされた
ところが、たいして仕事をしていないのにその人は1年足らずで社員ランクが上がりました。僕よりも上です。会社が言うには
- 英語ができるから
はっきりいって、怒りがこみ上げてきましたその時は。プラントエンジニアリングとしてプラントを建設して利益も出していない人間のどこが仕事ができているのか?英語ができれば仕事ができる人間なのか?
そして「じゃあ俺も英語を勉強してやろう!」と思ったのが僕が英語を勉強したきっかけです。
会社のバカな考えに対する怒り、英語ができるからという理由だけで出世できた人間への嫉妬。
この二つが僕が英検準1級とTOEIC800点を獲得する原動力となったのです。一時期は毎朝4時には起きて勉強しました。そのぐらい集中できました。
モチベーションを上げる原動力はフォースの暗黒面
- まさに怒りに任せて暗黒面に落ちることで、勉強に対するモチベーションを保つことができました。
今になって気づきましたが、僕のあの時の原動力はまさにフォースの暗黒面でした。
つまり怒り、嫉妬、恐怖等を(裏の顔として)自分が勉強する理由としてしまうのです。
Fear is the path to the dark side. Fear leads to anger. Anger leads to hate. Hate leads to suffering.(恐れはダークサイドに通じる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へ。)
ヨーダ
If you only knew the power of the dark side.(ダークサイドのパワーは素晴らしいぞ)
ダース・ベイダー
- 英語ができるやつばかり出世させる会社への怒り。
- たいして実績も上げてないのに英語ができるだけで、ちやほやされる同期への妬み。
- いつか海外駐在になった場合にどうしよう・・・。という恐怖
これらの感情は自分ではどうすることもできません。自分が英語を勉強できなければ、出世はできないかもしれないし、同期はいつまでもちやほやされるし、海外駐在への恐怖は消えません。
その為、この感情を抑えるためには、嫌でも勉強して自分の目標を達成するしかないのです。モチベーションをあげるにはダークサイドの力を借りるのが一番の近道なのです。
勉強へのモチベーションを上げる方法:まとめ
- きれいごとだけで勉強しようとしても決して続かない。
- それよりも怒りや妬み、悔しさをもって勉強するほうがモチベーションも上がり、勉強も長続きする。
- 自分の出世の上でのライバルなどを見つけて、その人には絶対に負けないという気持ちをもって勉強するのがおすすめ!
資格試験に合格するには効率よく勉強することが必要です。ありがちな効率の悪い勉強法は
- 分厚いテキストを何冊も購入する。
- スケジュールを作成しない。
- 何冊も過去問を買って結局どれも最後までやらない。
- なぜ間違ったのか?を勉強しない。
- 試験は昼なのに超夜型生活。
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