旧車・希少バイク乗りには辛い世の中!どうやって防犯対策をしていけば!?

コロナ禍で密にならない趣味としてバイクの免許を取る人が多いようですが、それに比例して中古バイクの価格も上昇しています。

そのため、旧車・絶版バイクと言われるバイクはますます値上がってきており、それと同時にバイクの窃盗も増えています。

旧車・絶版バイクを維持してきた人にとっては非常に怖い世の中です。自分が大事に維持してきたバイクが、明日の朝には突然なくなっているのかもしれないですから。

そこで、同じバイク乗りとして私も青空駐車なのでどんな防犯対策があるか解説していきます。

年間何台のバイクが盗まれて何台が戻ってきてるか知っていますか?

年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
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目次

どんなバイクが盗まれやすいのか?

盗まれやすいバイクには特徴があります。

DUCATI、MV Agusta、ハーレーなどの高級外車、日本製SS

高級な外車バイクは盗難率が非常に高いです。特にSSはTwitterなどでも盗難情報が出ているので、非常に盗まれやすいことがわかると思います。

SSでなくてもハーレーは非常に盗まれやすいです。これは昔からですね。

日本製のSSも盗難率は高いです。やはり高性能で価格も高額なバイクは基本停に盗まれやすいと思った方がいいでしょう。

パーツだけを盗む場合も

バイク本体だけでなくパーツを盗む場合があります。盗まれやすいのはスリップオンマフラーやツインショックのサスペンションなどですね。

なぜならこれらは盗みやすく足がつきにくいからです。スリップオンマフラーやサスペンションは単品でもいい価格になるし、これ自体で足がつく可能性は非常に低いからです。

まぁ今のマフラーはS/Nが記載されていることが多いのでなかなか盗みにくいとは思いますが。

旧車・絶版バイク

これが現在大きな問題になっていることです。昔はただの古い中古バイクだったのに、プレミア性が出てくると中古車のくせに数百万とか価格のつくバイクがあります。

そういうバイクを保有していると必然的に盗難される確率は高まります。

特に盗まれやすいのは

盗まれやすい旧車・絶版バイク
  • CBX400F
  • ゼファー400
  • GSX400FSインパルス
  • Z400FX
  • Z1

もちろんこれ以外のバイクが盗まれないというわけではないですが、これらの旧車・絶版バイクは持っているとバレた時点で窃盗団に狙われることは確実です。

また、旧車・絶版バイクではないですが「SR400」などの超人気なのに生産が終了したバイク、「隼」のような超大型スポーツも盗まれやすいバイクなので気を付けましょう。

ということで盗まれないバイクはないっていうことですね。

組織的な窃盗からどうバイクを守るか?

ここ数年旧車・絶版バイクを組織的に盗難する犯行が増えてきています。

愛好家の間で人気のカワサキ製のバイクを盗んだとして男が逮捕されました。

逮捕されたのは、住居不定で自称解体業・竹内和彦容疑者(40)です。警察によりますと、竹内容疑者は2017年11月に大阪府門真市の集合住宅で、カワサキ製のバイクを盗んだ疑いがもたれています。

盗まれた平成7年式の「ゼファー400」はすでに生産中止となり「旧車」と呼ばれていて、関係者によりますと、愛好家の間でエンジン音やデザインなどの評価が高くインターネット上で販売価格の数倍で取引きされるなど根強い人気があるということです。

Yahoo!ニュースより引用

このような感じで組織的にバイクを盗む犯行が近年増えています。

組織的な犯行でなくてもバイクは車と比べると盗みやすいので、青空駐車の人は特に危険でしょう。

ではどうやって守っていくべきなのでしょうか?

可能であれば盗難保険に!

まず、絶対に盗まれないという防犯対策はありません。そのためまずは盗難保険に入るのをお勧めします。

例えばバイク盗難保険『ZuttoRide Club』であれば最大で300万まで補償してくれる盗難保険に入ることができます。

それ以外でもパーツの盗難保険などもあるので、カスタムパーツを多数取り付けているバイクでも安心な保険となります。

しかしここで気を付けてほしいのが必ずどんなバイクでも入れるというわけではないことです。

先ほど紹介した「CBX400F」はあまりにも盗まれすぎるので盗難保険自体に入れません!こうなると自分で盗難対策をするしかないですね。

ちなみにレッドバロンでも探せばこのような旧車・絶版バイクもあると思いますし、盗難保険も入れると思いますので気になる人は問い合わせてみることをお勧めします。

バイクを隠す

基本的な盗難対策はバイクを隠すことです。都内などではガレージを確保するのが難しいので、アパートやマンションの駐車場にそのまま駐車している人も多いと思います。

しかし、これでは窃盗団に

「ここにいいバイクがありあすよ〜」

と言っているようなものです。ガレージが一番いいですがなかなか確保するのは難しいので、そのような場合でもバイクカバーは必ずかけましょう!

バイクカバーは安いので十分問題ないですが、できれば耐熱性がありマフラーに接触しても溶けないものがお勧めです。

まぁバイクが熱々のうちはバイクカバーをかけない方が良いのですが、冷えるまで待ってられない時もあると思うので。

超大型バイクでパニアケースやトップケースをつけている場合でも「デイトナ バイクカバー アドベンチャー専用 トリプルボックス対応サイズ」であれば十分対応可能です。

重要なのは「車種を特定されない」ということなのでしっかりとバイクカバーをつけましょう!

強力なロックを2個以上取り付ける

バイクカバーで車種を特定できないようにしたら、次は強力なロックをつけましょう。

できれば前後1個ずつで2個以上、さらにディスクロックなどを併用するのがお勧めです。窃盗団に

「このバイク盗むのに時間かかりそうだな」と思わせれば、窃盗団も諦めます(本気のプロなら逆になんとかしますが)。

お勧めなのは「KRYPTONITE ( クリプトナイト ) ロック NEW YORK LOCK 」のような超頑丈なロックです。みただけで頑丈なチェーンロックは窃盗団のやる気を失わせます。

ディスクロックは「ABUS(アブス) バイク用ディスクロック」のようなアラーム機能付きがお勧めです。頑丈なロックを解除した後に不意打ちを食らわせることができるようにしましょう。

間違っても100均で売っているようなフニャフニャのワイヤーロックなどは購入しないでください!あんなものはホームセンターで購入できる工具で、素人でも切断することが可能なので。

また、バイクカバーには必ず前後両方つけることがお勧めです。風などでバイクカバーが捲れてしまって車種が特定されるとカバーの意味がありません。

地球ロックする

超強力なロックをつけても複数人で持ち上げて、台車に乗せて盗んでいく場合もあります。

そのためできれば「地球ロック」しましょう。「地球ロック」とは電柱などの地中に埋め込まれている構造物にバイクを固定することです。

この時にチェーンロックなどを空中に浮かせておけば、切断なども行いにくくなるのでお勧めです。

地球ロックができない場合は「[クリプトナイト] ストロングホールド」のようなフックを地面に取り付けるか、「デイトナ バイク用 駐輪プレート」などにバイクを固定しましょう。

ただし、地面にアンカーなどで固定する方法は自宅でなければできません。賃貸の駐車場はこのようなものを取り付けると、退去する際に取り外すことを求められる可能性もあるので気を付けましょう。

Youtubeでどのように窃盗団が盗んでいくか勉強しよう!

盗まれた人には非常に申し訳ないですが・・・窃盗団がどのようにバイクを盗んでいくかは盗難対策をする上で参考になります。

Youtubeでは過去のニュース映像や防犯カメラの映像がアップされていることもあります。このような動画から窃盗団がどのようにバイクを盗んでいくかを勉強して、それを上回る盗難対策をしましょう。

とは言っても最強の盗難対策はガレージ+地球ロックです。高級バイクor旧車・絶版バイクに乗っている人で賃貸の駐車場を利用している人は、ガレージの利用も視野に入れましょう。

バイクは盗まれやすいもの!それを理解して徹底的な盗難対策を!

バイクは非常に盗みやすいものです!鍵がなくてもハンドルロックされていなければ手で押して盗めますし、50cc程度であれば二人で持ち運べます。

それ以上の大型バイクでも複数人で台車に乗せれば簡単に盗むことができます!

日本でバイクが盗まれた場合の検挙率は14.9%です!つまり盗まれた場合発見される確率は非常に低いです!

そのような状況も考えて自分のバイクの盗難対策をしていきましょう!

デイトナ バイクカバー アドベンチャー専用 トリプルボックス対応サイズ

KRYPTONITE ( クリプトナイト ) ロック NEW YORK LOCK

ABUS(アブス) バイク用ディスクロック

[クリプトナイト] ストロングホールド

デイトナ バイク用 駐輪プレート

年間何台のバイクが盗まれて何台が戻ってきてるか知っていますか?

年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
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