つい先日の話になりますが二級ボイラー技士試験に合格してきましたので、使用した過去問と勉強方法を書いていきます。
基本的には過去問のみでの攻略となりますが、実際に受けてみたところ過去問だけでは少し不安の残る結果となりました。ですので、そのあたりも合わせて解説していきます。
2級ボイラー技士を取得したら次は1級ボイラー技士に挑戦!
資格の勉強法についても記事を書いていますのでぜひ参考にしてください!
二級ボイラー技士とは?
- 取扱作業主任者の範囲が違いますね。
伝熱面積の合計が25m2未満のボイラー取扱作業主任者となることができる。
Wikipediaより引用
ここで重要なのが「取扱作業主任者になることができる」ということです。取扱自体は二級ボイラー技士の免許を所有していれば、伝熱面積500m²以上のボイラーでも可能です。
まずボイラー実技講習を受けることが重要!
- 2級の技士免許を取得するには実務経験が必要です。ボイラー実技講習を受けることが一番の早道ですので、とりあえず受けましょう!
ボイラー技士の免許はどの級でもかならず実務経験がないと試験に合格しただけでは免許の交付を受けれません。その為、2級ボイラー技士免許の取得を目指す人は「試験勉強+ボイラー実技講習」を受講することがほぼ必須です。
ボイラー実技講習は一般社団法人日本ボイラ協会が主催しています。実施自体は各支部が行っているので自分の近いところで受講できるようにしましょう。
月に一度程度しか行っておらず結構満員になることも多いので、できるだけ早く計画しましょう。
これを受講すればボイラの基本を学ぶことができますし、試験に合格すればすぐに二級ボイラー技士の免許を申請することが可能です。
勉強方法は基本的には過去問!
- 基本的に勉強は過去問だけで問題ありません。
試験勉強は基本的には過去問の攻略となります。特におすすめなのが「2級ボイラー技士試験公表問題解答解説 2021年版」ですが、アマゾンや書店でも結構売り切れになることが多いです。
その場合は「詳解 2級ボイラー技士 過去6回問題集 ’21年版」でも問題ないです。実際僕はこちらの問題集で合格しました。
どちらも基本的に過去問の解説もついており大きな違いはありませんが
- 「2級ボイラー技士試験公表問題解答解説 2021年版」:片方のページの上の方に問題、下の方に解説となっております。
- 「詳解 2級ボイラー技士 過去6回問題集 ’21年版」は別冊で問題の解説がついております。
個人的には「2級ボイラー技士試験公表問題解答解説〈2020年版〉平成28年後期~令和1年前期」のほうが電車の中でも読みやすいのでオススメです。別冊は実際使ってみると本を二冊持っていることと同じなので、持ち歩きしにくいです。
過去問はほぼ全問正解できるように勉強しましょう。数字関係も暗記するまで勉強しましょう!
過去問は毎年改定されているので、できれば最新版を使用しましょう!
傾向が変わったときのため基礎も勉強しておく。
- ただし突然傾向が変わる場合もあるので、そのような場合に備えて基本的な勉強もしておきましょう。
基本的に過去問だけをやっていれば、少し傾向が変わっても問題なく合格することが可能です。
僕も傾向がかなり変わって少し焦りましたが、なんとか合格することができました。それは「【改訂版】二級 ボイラー技士試験」で基礎的なことも勉強していたからだと思います。
過去問だけだと少し傾向が変わっただけでボロが出るかもしれません。ですので、基礎的なことも勉強しておくのがおすすめです。
二級ボイラー技士試験合格のための勉強時間は?
1ヶ月あれば合格できますが 余裕見て二ヶ月位勉強するのがおすすめです。
1ヶ月だと週末も勉強に当てる必要がありますが、2ヶ月あれば勉強は平日だけで問題ないはずです。
まとめ
2級ボイラー技士試験は過去問だけで合格を狙うことが可能。
免許の交付には実務経験が必要なのでボイラー実技講習を受講するのがほぼ必須
会社から免許を取るように言われてる場合には早めにボイラー実技講習を申し込んでから、受験勉強を始めるのがお勧め。
傾向が変わった時に備えて基本的なことも勉強しておくのがおすすめ。
2級ボイラー技士を取得したら次は1級ボイラー技士に挑戦!
資格の勉強法についても記事を書いていますのでぜひ参考にしてください!
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