高卒レベルでも合格できる!電験3種勉強法!【その5:法規】

いよいよ最後、法規です。法規は暗記が殆どと言われているが、計算問題が4割出題されます。この計算問題が実は一番取りやすいです。計算問題から重点的に勉強し、最後のスパートで暗記事項を覚えるとよいと思います。

計算問題は大きく分けて7つに分けられています。他分野と被る部分もあるので、他分野をおさらいしながら進めるとよいと思います。

目次

1.絶縁耐力試験

  • 絶縁試験は「メガテスト」ともいいますよね?その時の試験圧力などを暗記しておきましょう。

使用電圧の区分に応じた最大使用電圧係数と、交流の試験電圧は最大使用電圧の何倍かを覚えましょう(使用電圧7000V以下の時は1.5倍、7000Vから60000Vの時は1.25倍)。

上記を覚えた後、ケーブルのサセプタンス(インピーダンスの逆数)を算出し、絶縁耐力試験中に流れる充電電流、絶縁耐力試験に必要な電力容量を算出します。

2.支線、架空電線路のたるみ、風圧荷重計算

  • 電線はたるみすぎると危険です。また、どうしても架空電線が多い日本では風圧荷重なども重要な要素になります。

電線路のたるみは電力分野でも必ず覚えるべき公式の一つです。法規分野でも役に立ちます。

3.需要率、負荷率、不等率の計算

  • 3つとも毎年のように出題されていますので必ず勉強しましょう。

文章問題も含めて、ほぼ毎年出題されています。それぞれの定義を確実に把握し計算出来ることが大事です。定義はそれぞれ簡単です。

需要率とは、最大需要電力を需要家設備の定格容量の合計で割ったものとなります。

不等率とは複数の電力需要家がいた場合、個々の需要家の最大需要電力の和を、合計最大需要電力で割ったものです。

負荷率とはある需要家の平均需要電力を最大需要電力で割ったものです。

4.力率改善問題

  • 大需要家のための力率計算問題です。

力率規定と言うものがあり、大需要家は指定力率を下回ると罰則金を支払わなければいけません。従って、遅れ位相分を進相コンデンサで進み保証する必要があります。

電力、理論と同様、リアクトルの遅れ分とコンデンサの進み分足して、目標力率を得るためにはどれくらいの容量のコンデンサが必要かを計算すればよい。

5.地絡電流、短絡電流の計算

  • 地絡・短絡電流は計算公式を覚えるだけでOKです。

短絡電流は電力でもあったようにパーセントインピーダンスを用いた計算です。地絡電流は、一相地絡の計算公式を覚え、問題に適用すればよいです。

6.水力発電

  • なぜか法規のところでも出題される時があります。

水力発電は電力の分野であるが、調整池式水力発電の計算問題が出力されることがあります。実際の計算方法は電力の項で述べたものと変わりません。

7.変圧器の全日効率の計算

  • 損失の性質の理解と計算方法を覚えるのが肝です。

全日効率とは変圧器を一日運転した時の出力を出力+損失で割ったものです。損失には銅損と鉄損があり、これらの損失の性質を理解しておく必要がります。

銅損は、電流の二乗に比例します。すなわち、負荷率(定格の何割使用したか)の二乗に比例します。

鉄損は負荷の大小によらず常に一定の損失です。

まとめ

まとめ
  • 法規は計算問題が意外と多い。
  • 計算問題は一番点を稼ぎやすい。
  • 暗記に関しては法令を全て覚えるのは大変なので、完全マスターに問題として取り上げられている分を確実に覚えれる。
  • 条例に記載された数字を細かく問われるので、何となく意味を覚えた位では問題は解けません。
  • 暗記の際は極力数字に焦点を当てて学習するとよい。

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