僕は今の愛車GSX1300R隼(GW71A)をレッドバロンで購入しました。その後の半年点検や一年点検も全てレッドバロンにお願いしています。
レッドバロンはネット上ではあまり評判が良くないですが、僕は古いバイクも手に入るし点検等も特に不具合がないので悪い印象はないですが
- レッドバロンの整備って結局どうなの?
って思ったのでレッドバロンの整備について書いていきたいと思います。
年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
>>ずっとバイクに乗り続けたい人だけ加入してください。
レッドバロンに整備をお願いして思ったこと。
レッドバロンに整備をお願いして思ったことは
- 基本的にツーリングパスポートに記載のある内容しかやってくれない
ということです。では「ツーリングパスポートに記載のある内容」とは何かというと
- 「法定点検」として定められている52項目(24ヶ月点検、なお該当しない項目もある)
です。
つまり、レッドバロンとしては”最低限やらないといけない事のみやる”というスタンスです。そして異常があれば交換などを行うという整備の仕方です。
はっきりいってこれ自体は何ら問題はありません。
整備後のチェーンが真っ黒だった
実は1年点検出して、130kmほどの日帰りツーリングに行った後にチェーンの清掃をしたところ、信じられないくらい汚れがついていて真っ黒でした。
昔からバイクのチェーンの整備は自分でしていましたが、ここまで汚れているのは見たことがありません。
そこでツーリングパスポートを見たところ、チェーンの項目は「L(給油)」としかなっていませんでした。
僕としてはチェーンは清掃+給油がセットと思っていたので
- 「え!?清掃してから給油しないの?」
と驚いて前回の整備記録を見ると、「C(清掃)、L(給油)」となっています。
僕自身が1年点検の際にチェーンの清掃と給油を特別にお願いしたわけではないので、レッドバロンさんが悪いということではありませんが、少し疑問を持った瞬間でしたね。
さらに項目としては「チェーンの緩み」なので給油してくれているだけでありがたいと思うべき・・・なのでしょうか?
でも基本的にはどこも一緒かも?
ではこれがほかの店だとどうなるのでしょうか?例をとって「2りんかん」の法定12ヶ月点検を見てみると基本的な点検項目は、ほぼレッドバロンと変わりません。
そして、追加のメンテナンスオプションにより、ワイヤー類の給油やチェーンの清掃・給油が入ります。
ライコランドの法定12ヶ月点検も似たような内容となっているので、実際はどこの状況もほぼ同じと考えて差し支えないと思われます。
もちろん、ショップやその時の整備士の対応によって異なりますし、中には給油もしてくれるもショップもあると思いますが、決してレッドバロンは手を抜いているわけではないと思います。
むしろ、ただでチェーンの給油をしてくれてありがたい・・・かも?
極端に言えばショップからすればたとえチェーンからオイルが抜けきってカラカラでも、給油する義務はないということになりますし、客から文句言われても
- イヤイヤ、法定点検では義務つけられていないし
ということもできます。しかし、そこで無料で給油くらいしてくれるショップの方が信頼できますよね。
なんかボルト類が全てバッキバキに締められている
古いバイクなんで固着している可能性もあるんですが、基本的に全てのボルトがバッキバキに締め付けられています。
普段いじらないようなボルトであるならいいにしても、右カウル(オイルフィルター外す時に必ず外す)のボルトとか、オイルのドレンボルトもバッキバキに締め付けられています。
さらに自分でオイル交換をしてドレンボルトを確認すると・・・若干ねじ山が舐めっていました。
まぁ20年前のバイクだし、何度も脱着を繰り返せばネジも痛みますけど・・・ちょっとこれにはびっくりしました。
結局点検して異常があれば追加費用で交換
バイクは走行距離や年数に応じて交換すべき部品が決められています。その代表的なものがオイルですね。
それ以外にも、クーラントやブレーキフルードなども交換対象ですが、中にはほとんど交換したことがないという方もいると思います。
また、点検に出した結果不具合が見つかって交換をするという場合もあると思います。
私も一度タイヤ交換をお願いしたらフロントフォークがオイル漏れを起こしていて、メンテナンスをして追加で結構いいお金を取られました。
しかし、点検して異常があるもしくは走行距離によって交換する必要がある、どちらにせよ交換するかしないかはライダー次第です。
もちろん、ブレーキパッドとかは命にかかわるから交換しないとまずいですが・・・。
ですので
- レッドバロンに点検に出した→結果不具合などが見つかって交換をした
というのは、結局どこの店でも同じですよっていうことです。
特に中古車なら新車と同様の考えではダメ!
さて、ではなぜレッドバロンでは一部評判が良くないのでしょうか?それはやはり多くの中古車を販売しているからかもしれません。
中には長時間眠っていたバイクもあるかもしれません、私のように20年以上前のバイクもあります。
そうなると、たとえエンジンはちゃんと動いて、ブレーキパッドの残量もあり、タイヤの山も十分で、乗るには大丈夫であっても
- 各種ホース類の劣化。
- ゴム類の劣化。
- 目に見えない部分の摩耗・劣化。
などは進んでいてもおかしくありませんし、中古車を販売するたびにすべての部品を交換するなんて不可能です。
ですので中古車というのはある程度のリスクを抱えて乗る必要があります。もちろん、販売店がしっかりとした整備をしているのが前提条件ですけどね。
そういう意味で、多くの中古車を販売していて日本全国で販売しているレッドバロンは評判が良くないのかなと思います。
ただ、納車してすぐにガソリン漏れたとかはちょっとどうかと思いますけどね。
そういう僕も次の点検は2りんかんにお願いしようと思っています。
なんかレッドバロンを称賛するような内容ですが、決してそんなことはありません。
むしろ次の点検は2りんかんにお願いしようかなとも思っています。なぜかというと
- 古いバイクなので第三者の目から点検してほしい。
- 「2りんかん」の法定12ヶ月点検の「メンテナンスパック」が魅力。
だからです。おそらくレッドバロンでここまでしてくれるかわかりません。やってくれているかもしれませんが、してくれているという確たる保証はないからです。
なぜなら「ツーリングパスポート」内にそのような記載はないので。
自分でやってもいいのですが、僕は素人ですし第三者の目からの点検という意味でも、一度別のお店にお願いしてみようと思います。
基本的なメンテナンスの知識はあると安心
だからといってショップのやるメンテナンスに丸投げではいけません。バイクは基本的にむき出しで何かあれば即転倒につながるので、基本的なメンテナンスの知識は身に着けておき、ショップの対応が悪ければクレームをつけれる知識を持つことは必要です。
また、普段から自分で点検しておけばたとえ法定点検として定められていない項目でも、自分からショップに作業をお願いすることもできます。
もし、お金がかかるのが嫌ならば自分でやればいいだけです。
私がバイクのメンテナンスを学んだ本は「見てわかる バイクメンテナンス&洗車完全ガイド スクーター対応」です。当時乗っていたCBR250Rをモデルにしていたので、とても勉強になりました。
他の本でも全く問題はありませんが、やはり写真の多い本がおすすめです。
見てわかる バイクメンテナンス&洗車完全ガイド スクーター対応
結論:どこのお店も法定点検は”定められている項目”に基づいて行っている
ということで基本的にはどこのお店も
- 法定点検は”定められている項目”に基づいて行っている
ということになります。そこで不具合やメーカー指定の交換部品があれば交換するといった感じです。
ですので、レッドバロンは手を抜いているというわけではないですね。
年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
>>ずっとバイクに乗り続けたい人だけ加入してください。
コメント