バイクの中古車を購入する際の注意点は?購入する前から実車確認までまとめてみました!




バイクの中古車を購入するときに

  • 車種がたくさんあってどのバイクが良いのかわからない
  • 予算がこれしかないけどこの予算内で最適なバイクはどれ?
  • 雑誌やネットではいろんな情報が載っているけどどれを見ればよいの?
  • 実車を確認するときの確認項目は?

っていう悩みを持っている人は意外と多いと思います。変な車両を高額で売り付けられてもいやですしね。

今回はそんな人のために中古車を購入する場合にチェックしたほうが良いところをあげてみました。

ぜひ中古車を購入する際に参考して、素晴らしいバイクライフを送ってください!

いいバイクを見つけたらまずここをチェック!

雑誌やインターネットなどで良いバイクを見つけた場合は、走行距離やカスタムの程度、および修復歴を必ずチェックしましょう。

走行距離

こればかりは短ければ短いほど良いです。1万キロを切っているのが理想ですが、中古車であればなかなか難しいところです。

5万キロ切るくらいでも問題ないとは思いますが、前のオーナーの乗り方次第ですので一概に言えないのがつらいところです。

私の2000年式GSX1300R隼も3万キロですが特に大きなトラブルは起きていません。個体差もありますので、自分のお財布と相談して購入できる金額でなるべく走行距離の短いものにしましょう。

もちろん、ほかの項目もチェックした上で考えましょう。

カスタムの程度

中古車によっては最初からある程度カスタムされているものがあります。カスタムする楽しみが半減するときもありますが、高価なフルエキゾーストマフラーなどが最初からついていればお買い得です。

さらにETCなどもついていればツーリングの時も便利です。

もちろん、カスタムの程度に応じて値段は変わってしまうので、こちらも自分のお財布と相談しながら決めましょう。

ただし、古い中古車になればなるほどアフターパーツの入手は難しいので、ある程度カスタムされているものを狙うのも一つの手です。

修復歴

修復歴とはメインフレーム(シートレールやハンドルストッパーを含む)に修正が加えられたことを示します。別に事故でなくてもフレームがゆがみ修正が必要になれば修復歴はついてしまいます。

しかし、バイクのフレームを修復必要な状態にまでもっていくのは、並大抵のことではありません。また、バイクは基本的にカウルがあったとしてもエンジンがむき出しです。フレームが修復必要な状態にまで変形するということは、エンジンやほかの部分にも損傷が及んでいる可能性があります。

そのため修復歴=事故歴と考えても過言ではないと思います。

もちろん、ショップ側はきちんと直されているので販売をしているのでしょうが・・・命を預けるバイクですので私としては修復歴のある中古車は避けて通ります。

また、将来的な売却を考えれば修復歴があればそれだけ値段が下がりますので、「何が何でも一生乗る!」という人以外は修復歴のない中古車をおすすめします。

購入する前にこれだけは調べておいて!

自分の欲しいバイクが決まったら、リコール歴、持病・特徴、消耗品のもちなどを調べておくことをおすすめします。これらを事前に調べておけば購入してから費用がどのくらい必要かわかります。特にリコール歴はバイクの安全にかかわるので必ず調べましょう。

リコール歴

自動車におけるリコールとは、設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車(オートバイを含む)および原動機付自転車に発見された場合、道路運送車両法第63条の3に基づき、メーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、該当する製品を無料で修理をする制度のことである。

Wikipediaより引用

つまり、メーカーが設計や製造段階での不具合を無料で治しますよってことです。

走行中のエンジン停止やブレーキの不具合なども危険ですが、走行中の車両火災などの恐れがある場合もあるので、中古車を購入する前に必ず調べておくことをお勧めします。

さらにメーカーのホームページなどを除けば

「リコール対策済みの場合は〇〇の個所にOKシールが貼ってある。」

と記載があるはずですので必ずメモしておきましょう。実車確認の際に必ず必要になります。

持病・特徴

バイクにはたまにその車種、年式に依存する持病があります。例えば私の乗っている2000年式のGSX1300R隼の場合

  1. フューエルフィルターが細かすぎるトラブル
  2. スロットルボディの汚れに起因するアイドリング不良
  3. ブレーキが大型の割には効きが弱い

などが持病や特徴として知られています。

これらが事前にわかっていればトラブルの場合もすぐに対応することができます。例えば「2.スロットルボディの汚れに起因するアイドリング不良」の場合はスロットルボディの洗浄の仕方さえ覚えておけば、自分で定期的に掃除してコンディションを維持しておくことが可能です。

「3.ブレーキが大型の割には効きが弱い」も運転時に頭の片隅で覚えておけば、早めのブレーキを心がけることができます。

消耗品のもち

タイヤやブレーキパッドなどがどれくらい持つかわかれば、今後どの程度予算がかかるのか試算することができます。せっかく購入したのにタイヤも交換できずに古いタイヤのままで走るのはよくないですよね。

もちろん、消耗品は自分のライディングスタイルや年間の走行距離に依存しますので一概に判断できませんが、ある程度の指標にはなるはずです。

ここは重要!店頭で実車を確認するときの注意事項!

いざ、実写確認する場合も単にエンジンをかけてもらうだけでなく、細部をよく見て回りましょう。

自分が命を預けるバイクですから、変なものを購入するわけにはいきません。

また、細かく見れば店員も「このお客さんえらい細かく見るな・・・」ということで変な整備はしないはずです。(細かく見ない人にもちゃんと整備しますよ!)

外装の傷はどんな感じか?

カウルの傷などは中古車であればある程度は当たり前です。また、カウルの傷が非常に小さかったり、バイクの上下方向にある場合は立ちごけなどが考えられるのでそれほど神経質になる必要もないでしょう。

注意が必要なのはバイクの前後にひっかいたような傷、もしくは広範囲な傷です。

この場合は走行中に転倒したことがあるので少し注意が必要です。他の部分にも影響がないか店員さんによく聞くことが必要です。

例えばフレームの修復歴があれば、見送ったほうが良いかもしれません。店員さんは「ちゃんと直してます!」といっても、次バイクを売る際に非常に低い売値になるかもしれません。

このようなこともあるので、外装の傷はよく確認しましょう。

リコール対策はされているか?

上記でも記載しましたが、リコール対策がされているかをしっかりと確認しましょう。もし、対策がされてないようであれば必ず店員さんに聞きましょう。

もし

  • 「このリコールは対策しなくても問題ないです。」
  • 「購入してから初回の点検時にでも大丈夫です。」

このような返事をする店員がいたら、その店は見送りましょう。そもそも、リコールは不具合があるのでメーカーが無償で修理するという制度ですので、それを無視して売ろうとするのは客の命を危険にさらすのと同等行為です。

もし、対策されていなかったら納車時までには対策するように必ず伝えましょう。

タイヤの寿命は?

タイヤは山があれば大丈夫という人もたまにいますが、置いておくだけでゴムは劣化しますので注意が必要です。

特に山があってもゴムにひび割れがある場合は納車までに交換しておいてもらうほうが無難です。

せっかくなのでその際は前後とも変えてもらいましょう。

カスタムはどの程度されているか?ノーマルパーツはあるか?

カスタムが実際はどの程度されているかもよく見ておきましょう。雑誌やネットでは細かいところまでは載せていません。

私の場合は事前に調べた情報以外にナビ、ETCおよびタンクパッドがついていました。別についていても問題ない場合はそのままでよいですが、外してほしい場合は申し出ましょう。

また、マフラーがカスタムされている場合はそのマフラーが車検対応か否か確認しておきましょう。車検非対応のマフラーでショップが売ることはないと思いますが、念のために確認と、ノーマルマフラーがないかも聞いておきましょう。

エンジンはチョーク無しでもアイドリングするか?

ショップで実車の確認の際は必ずエンジンをかけてくれますが、オートチョークがついている車種でも必ずアイドリングがおかしくないかを見ておきましょう。

特にチョークのついている車種はエンジン始動後にチョークレバーを戻しても、アイドリングが安定しているかを確認しておくべきです。

私の隼も持病でアイドリング不良が起きることがあり、その場合はチョークレバーを戻すとエンジンストールしてしまいます。

そのようなことを事前に見つけるためにも、エンジンをかけてすぐに切るのではなくしばらく様子を見てみましょう。

オーナーズマニュアルはあるか?

取扱説明書やオーナーズマニュアルはあるのか必ず確認しましょう。

原本がない場合でもコピーだけでももらえることがあります。しかし、年式の古いバイクはない事がほとんどです。

オーナーズマニュアルがあればある程度の整備の際に参考することができますので、ぜひ入手することをおすすめします。

ショップ丸投げよりも費用を節約することができますよ!

購入してからも再度チェック!

無事に購入し納車してすぐに走り出すのも構いませんが、一度自分で点検できる個所は確認しましょう。

特に中古車でも保障のある場合は不具合を早めに見つけるためにも一度自分でよく見ておくことをおすすめします。

オイル、冷却水、ブレーキ、チェーンなどの日常点検項目

オイルや冷却水は入っているのが当たり前ですが、量がきちんと入っているか?変な汚れがないかを確認します。

また、ブレーキパッドの摩耗やチェーンの給脂状況もよく確認しましょう。

持病の対策は施されているのか?

バイク特有の持病がある場合はその対策が施されているかを確認します。

しかし、これに関しては対策されていないからと言ってクレームを出すべきではありません。どのバイクショップも走り出すために十分な点検項目を実施して納車するだけですので、わざわざ起きるかもしれない持病に対しての対策をしてくれる超良心的バイクショップは少ないと思います。

そのため、できる限り自分で対処法などを調べておきましょう。

持病が発生しやすい箇所や整備しておけばよい箇所を知っていれば、未然に不具合の発生を防ぐことができますからね。

まとめ

長くなりましたがバイクの中古車を購入する場合これくらい神経質になってもよいと思います。

自分の好きなバイクに乗りたい!という気持ちもわかりますが、同時に自分の命を預ける道具ですからね。

なお、あくまでもこの記事記載してある事項は私が購入の際に気を付けている項目ですので、これさえ実施すれば絶対に失敗するわけではありません。

中古車を購入する際はショップ店員とも話をして自己責任での購入をお願いします。