【AutoCAD / IJCADの使い方】適切な尺度がない!そんな時には「SCALELISTEDIT」を使おう!

基本的に図面は1/1で書くのでそのまま印刷したら紙からはみ出てしまうことがほとんどです。

その為必ず尺度を設定する必要があるのですが、AutoCAD/IJCADではデフォルトで設定されている尺度は下記のようになります。

AutoCAD/IJCADではデフォルトで設定されている尺度は下記のようになります

この中でしっくりくるものがあればいいですが、時には図面が大きすぎたり小さすぎたりしてぴったりはまらないことがあります。

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SCALELISTEDITで最適な尺度を設定

そんな時に便利なコマンドが「SCALELISTEDIT」です。このコマンドを使用することで自分の好きな尺度を設定することができます。

コマンドで「SCALELISTEDIT」と入力すると下のように図面尺度を編集画面が表示されます。

コマンドで「SCALELISTEDIT」と入力すると下のように図面尺度を編集画面が表示されます

右側の追加ボタンを押すと尺度を追加ウインドウが表示されます。ここで自分の好きな尺度を設定しましょう。

右側の追加ボタンを押すと尺度を追加ウインドウが表示されます。

例えば1/1000の縮尺であれば下記のように入力します。

例えば1/1000の縮尺であれば下記のように入力します。

逆に5/1のような倍尺であれば下記のように入力します。

逆に5/1のような倍尺であれば下記のように入力します。

その後OKを押せば自分の作った尺度が追加されます。

ただし、好きな尺度を設定できるからと言って1/1234などの中途半端な尺度は設定しないようにしましょう。

できれば三角スケールで読めるようなキリの良い尺度を設定することがお勧めです。またJISでも基本的な尺度は決まっていますので、その中で収まるようにする事がお勧めです。

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