【勉強&自己啓発】プラントエンジニアが持っておくべき本!まとめました!

プラントエンジニアは色々と勉強しなきゃいけないことが多いですね

そうだね、単に設計といっても図面の読み方から数値計算まで色々と学ぶことはあるよ

そんな人のために!何かオススメの本を教えてください!

じゃあ今回は僕が実際に購入して今でも使っている本を紹介しよう!

プラントエンジニアという仕事は機械のことだけを知っていればいいというわけではありません。機械、電気、建築、現地工事、施工管理、プロジェクト管理、化学と幅広い知識が必要です。

もちろんこれら全ての知識を完璧に覚えている必要はありませんが、ある程度の知識がないとメーカーや工事業者とまともに話ができませんので、自分で勉強していく必要があります。

今回は私が実際に購入して「これは買ってよかった!」という本を紹介していきます。

目次

動画でも解説しています

機械

ざっくりとしたジャンルだけどおすすめはこの二冊かな

どれも学生時代の本でもいいのでは?

それでもいいけどJISは更新されるので最新情報に基づいて設計できるようにしたいね!

JISにもとづく 機械設計製図便覧(第13版)

プラントエンジニアにとって図面は必須。そして図面は設計者の考えを製作者に伝える唯一の手段であることを考えれば、正確な図面を書くことは必須。そのためには正確なJIS規格や製図の知識が必要です。

JISにもとづく 機械設計製図便覧(第13版)」は機械設計に必要なほぼ全ての情報が網羅されているので、プラントエンジニアでなくても、機械関係に携わるのであれば必須でしょう。

JISにもとづく 機械設計製図便覧(第13版)

機械実用便覧

インターネットで大体のことが調べることができようになった今となっては、若干時代遅れの面もあるかもしれませんが「機械実用便覧」も1冊持っておくことをお勧めします。

用語や数式を調べたりするのに非常に便利な本です。特にインターネット上のサイトでは載っていない細かいことを調べるのに非常に便利です。

技術士の一次試験対策としても有効なことから、辞書的に使用することができる本です。

機械実用便覧

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配管設計

次は配管設計。これは学生時代にはほぼ学ばないよね

結構色々な本がありますよね

意外と役に立つのがトラブル集。この通りにしなければトラブルは避けられるからね

プラント配管ポケットブック

プラント配管ポケットブック」があれば配管材料の情報は大体揃います。配管材料だけでなくサポートの形状や保温の厚さなども書いてあるので、配管設計をする場合には非常に重宝する本です。

少し高いですが・・・

配管設計・施工ポケットブック

配管設計・施工ポケットブック」があれば配管設計についての大体の情報は入手することができます。P&IDや配管スペックの書き方、配管圧力損失やポンプの揚程についての計算から、配管設計をする際に注意すべきことなども細かく記載されているので、これ1冊あれば大体の配管設計はできるようになるでしょう。

ちょっと残念なのは少し情報が古い内容があるところ。なので実務に使う場合は会社の中の仕様とよく比較してから、現場に落とし込むことが重要です。

「配管設計」実用ノート

「配管設計」実用ノート」は「配管設計・施工ポケットブック」と非常に似ていますが、こちらは設計に特化した本となっています。実際の設計をする上での計算方法や材料の選択の方法など、実務をする上で非常に便利です。サポートなどの計算方法も書いてありますので、これも1冊持っておくべき本でしょう。

絵とき配管技術用語事典

学校で配管設計について学ぶ人はほとんどいないと思うので、いきなりプラント設計の話をされてもわからない人が多いと思います。絵とき配管技術用語事典」は「配管」とついていますが、実際の内容はプラント設計全般の用語解説があるので、新入社員の方や転職してきた方に最適な本です。

ざっと目を通すだけでもプラントエンジニアリング用語について多く学ぶことができます。

図解 配管トラブル改善事例集

配管設計をしていると「こうしなさい」ということは多く見かけますが、「これは絶対にダメ」という情報はなかなか少ないと思います。しかし、実際のプラント設計では「トラブル事例」というものは宝のようなものです。「図解 配管トラブル改善事例集」は配管設計・施工に関するトラブル情報が多く記載されています。この本を読んでから配管設計をすれば、多くのトラブルを削減できます。

しかし、残念ながら絶版です。

電気

電気って・・・必要ですか?

シーケンスソフトの設計とかは不要だけど、P&IDから「こういう制御をしてほしい」と指示するのはとても重要。僕の時代は「機電一体」と言われたけど、今後はAIも含めて勉強する必要はあるね

機械だけじゃなくて電気も含めた知識が必要ってことですね

工業計測と制御の基礎―メーカーの技術者が書いたやさしく計装がわかる

工業計測と制御の基礎―メーカーの技術者が書いたやさしく計装がわかる」はあまり有名な本ではないですが、プロセス制御とファクトリーオートメーションに関して非常に勉強になる本です。特にプラント設計では単に配管や機械を設置するだけでなく「どう制御するか?」「どうやって異常が発生した場合に安全に停止させるか?」「どのようにインターロックを組むか?」なども考慮して設計する必要があります。となると電気関係の知識も必要です。

工業計測と制御の基礎―メーカーの技術者が書いたやさしく計装がわかる」を1冊手元に置いておけば、軽装などのプロフェッショナルになれるわけではないですが、プラント設計に必要な一通りの知識を得ることができます。

図解入門 よくわかる最新シーケンス制御と回路図の基本

基本的にプラントの機器はシーケンス制御にて動いていることが多いです。電気設計者でなくても基本的な知識が必要ですので「図解入門 よくわかる最新シーケンス制御と回路図の基本」で勉強することがお勧めです。単にプログラムを書くだけでなく、I/Oリストなどの実務で必要な知識を大体得ることができます。

化学

化学は結構難しいですよね・・・

まぁこの辺は専門のプロセスエンジニアに任せるべきだけど、概要は知っておくようにはしたいね

改訂七版 化学工学便覧

改訂七版 化学工学便覧」はプラント設計に必要な化学工学の知識を一通り網羅している本で、おそらくプラント設計会社ならどこにでもあるのではないでしょうか?特にプロセスエンジニアには欠かせない本だと思います。

Excelで気軽に化学工学

化学プロセスのシミュレーションとなると非常に高価なシミュレーターを使用することが多いのですが、意外とExcelで行えることも多いです。「Excelで気軽に化学工学」はそのようなプロセス計算をどのようにすれば良いのか?実際の事例をもとに説明しているので、Excelでプロセスシミュレーションをしたい人にお勧めです。

ゴールシークの使い方など、普通にエクセルを使用する上ではまず使わない機能も解説してくれるので、Excelの勉強にもなります。

構造

これも・・・必要ですかね・・・?

配管サポート設計の際に必要だね。勘と経験でしてもいいけど”それなりの基準”は持っていたほうがいいからね

改訂版 図説 やさしい構造設計

プラント設計をする際は建築物に関してはゼネコンに任せる場合も多いですが、タンクの設計や配管サポートの設計で構造に関する知識も必要となります。「改訂版 図説 やさしい構造設計」を持っておけば本格的な構造設計はできないにしても、簡単な柱材、梁などの計算ができるようになるので1冊持っておくことをお勧めします。

プロジェクトマネジメント

プロマネの知識も学校じゃ教えてくれないですよね。どうやって工程管理をするとか

プロジェクトマネジメントは設計工学という分野でもあるけど、取るべき行動っていう面ではあまり書いていないね

で、この本がおすすめだと

この本はどちらかというとキャリアから幅広く解説しているので勉強になる。残念ながら廃盤だけど

エンジニアリングマネジャー―強き技術系管理者への道

エンジニアリングマネジャー―強き技術系管理者への道」はすでに絶版となっていますが、絶版となってしまったことが非常に惜しい本です。

内容はMOT(技術経営)の教科書として用いられますのでお世辞にも読みやすいとは言えない内容ですが、技術系管理職への転進方法や、プロジェクトマネジメントの方法、プロジェクトマネージャーの心得、プロジェクト組織の作り方、など内容は多岐にわたります。

管理職ではない人でもプラントエンジニアは大きなプロジェクトに関わりますので、必要なところを辞書的に読むのもお勧めです。特に実際にあった事例をもとにしたケース・スタディは必見です。簡単に答えを出さないところも良いです。

管理職もそうでない人も、プロジェクトに関わる人は一度手に取ってみることをお勧めします。

エンジニアリングマネジャー―強き技術系管理者への道

英語

最後に英語だね。これも技術者としては最低限は理解しておきたいところ

TOEICだけじゃダメですかね?TOEICは自信あります!

それでもいいんだけど、技術者として学ぶべき英語っていうのもあるんだよね。それにオススメの本がこれらになるよ

技術系英文ライティング教本: 基本・英文法・応用

プラントエンジニアという仕事は海外でも仕事をする場合がありますし、海外で仕事をしなくても海外の機械を使用するので仕様の打ち合わせなどで英語を使用する場合があります。この時、もちろんTOEICやビジネス英会話のスキルが必要ですが、それと合わせて必要になるのがテクニカルライティング、つまり「技術英語」の知識です。

技術系英文ライティング教本: 基本・英文法・応用」はテクニカルライティングや技術英語の入門におすすめの本です。基本的な文章の解説からテクニカルライティング独特の文章の書き方、例文などが豊富に記載されているので初めての人でも勉強しやすい本となります。

Technical Writing and Professional Communication: For Nonnative Speakers of English by Thomas N. Huckin

Technical Writing and Professional Communication: For Nonnative Speakers of English by Thomas N. Huckin」はタイトルの通りノンネイティブの人に向けたテクニカルライティングの指南書です。単に書くだけでなくデータの集め方や校正の仕方、文章による書き方の違いなど非常に内容は多岐に渡っています。

これから英語で文章を書きたい人にはとてもお勧めできる本なのですが、残念なことに中古で購入するしかありません。そしてちょっと内容が古いのでワープロの使い方なども書いています。そういうところはスルーすればいいんですけど。

日本語での文書の書き方にも通じるところがあるので、ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思います。

技術系英文ライティング教本: 基本・英文法・応用」の著者の中山 裕木子先生も講習会でお薦めしていました。

まとめ

色々と勉強することは多いですね

幸運?なことに機械設計技術者は色々な資格を取得することでも勉強できる。機械設計技術者、機械保全技能士とかそういう方向から知識をつけてもいいかもね

会社での評価も上がるし、奨励金も出れば一石二鳥ですね!

プラントエンジニアとしてキャリアアップしてくのは自分で勉強してキャリアアップをしていく必要があります。

今回紹介した本は全て実際に私が購入して「購入してよかった!」と思えた本です。みなさんも是非これらの本で勉強して、キャリアアップを目指していってください!

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