もう8月も終わってしまいましたが、隼の熱対策を行いました。8月中はたまに街乗り程度で乗っていましたが水温計の上りが半端なく、ちょっと信号待ちしただけでラジエーターのファンが回ってしまいます。また、ラジエーターのパンク防止のためにファンを取り付けました。
年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
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熱対策の重要性
- 隼は大排気量でもありフルカウルなので熱的にはかなり厳しい車両です。オイルはこまめなオイル交換で何とかなりますがそのほかの部分の対策を進めていきます。
1.ラジエーターキャップの交換
そもそも1300ccのエンジンをついているのだから放熱はすごいはずである。なのになぜ熱対策をするのか?
実は「鈴鹿サーキットで「BIKE!BIKE!BIKE! 2019」に参加してきました!」に行っている時に
- ピットから出る前にエンジン始動。
- アイドリングで放置していると水温上昇→これは当たり前。
- 水温計が半分を超えてファンが回りだすが一向に温度が下がらず。
- エンジン停止してファンだけ回すがあまり温度下がらず。
- 結局水温下がるまで待って最後尾で出発。
という事件があり、熱対策をしないとまずいな~と思っていました。
しかし、購入元のレッドバロンに聞くとクーラントは新品との事。なのでネットで調べるとラジエーターキャップを交換するだけでも水温上昇の症状が緩和するそうです。
くわしい理由はググってほしいのですが、要はラジエーターキャップが破損すると沸点が下がってしまいラジエーターを冷やせなくなるようです。
ということでラジエーターキャップを交換する事としました。
2.レギュレーター用ファンの取付
レギュレーターもかなり高温となります。こちらも詳しい原理はググってほしいのですがこの熱によりレギュレーターが壊れる(パンクする)とバッテリーの破損や、最悪運転中にエンジンが停止します。
特に隼のレギュレーターは走行風が当たらないところにあるので、かなり高温になります。
異常が出て家でエンジンがかからないとかだとまだよいですが、ツーリング先などでレギュレーターのパンクから走行不能になるとレッカー呼ぶしかありません。
Youtubeなどではカウルに穴をあけたりしている方もいますが、カウルに穴をあけるよりもファンを付けて強制的に冷却する方が効果は高いということで、レギュレーターにファンを付ける事にしました。
ラジエーターキャップは「プロト(PLOT) クールテック ラジエターキャップ タイプS 1.1kgf/cm2 PPC-S」を購入。
- ラジエーターキャップの圧力をあげればそれだけ沸点も上がりますが・・・ホースの接続部分とかが怖いので純正と同じ圧力にしました。
ラジエーターキャップは純正ではなく「プロト(PLOT) クールテック ラジエターキャップ タイプS 1.1kgf/cm2 PPC-S」を購入しました。
プロト(PLOT) クールテック ラジエターキャップ タイプS 1.1kgf/cm2 PPC-S
理由は何となく評価が高いから笑
また、加圧圧力は純正と同じ1.1kgf/cm2にしました。高圧の方が冷却能力が上がりますが、それだけホースなどに負担がかかりやすくなるので漏れなどの原因になります。
ラジエーターキャップの交換方法
交換方法としては右カウルを外します。
するとラジエーターキャップが見えてくるのでこれを交換するだけです。
ただし、エンジン停止直後などは絶対にやめてください!内部の暑いクーラントが噴出する恐れがあります。
また、ラジエーターキャップは左に60°位回すと何となく外れそうになりますが、そこの位置では外れません。さらに30°程度回すと外れます。
左が古いラジエーターキャップで右が新しい物です。特には問題なさそう?
プロト(PLOT) クールテック ラジエターキャップ タイプS 1.1kgf/cm2 PPC-S
この後にクーラントも交換しました!その時の記事はこちら。
>>【GSX1300R 隼 (GW71A)】隼のクーラント(冷却水)を交換!捨て方も解説!【ラジエーターフラッシュとクーラントブースターも投入】
古いバイクなので熱対策としてオイルも硬めに交換しました!その時の記事はこちら。
>>【GSX1300R 隼 (GW71A)】自分で隼のオイル交換!ドレンボルト外したら・・・
レギュレーターファンの取付
- さらにカウルの中に納まっているレギュレーターにもファンを取り付けて冷却できるようにします。
レギュレーターファンの取付ですが、まずレギュレーターにアクセスするだけで大変です。
シート外して、荷物かけ外して、他の関連するねじ外して・・・。どのねじもバッキバキに閉っていて外すのがかなり大変でした。古いバイクなので仕方ないといえば仕方ないですが・・・なんでもバキバキに絞めればいいってものじゃないです。
リヤシートカウルを取り外せばレギュレーターにアクセスできます。
なお、レギュレーターファンは「レギュレーター冷却ファン」を購入しました。はっきり言って12V仕様であればパソコン用のファンでも問題はありません。
しかし、探してみても防水・防塵仕様のものが見つからなかったので「レギュレーター冷却ファン」を購入しました。
2019年9月現在ではWebike!で購入ができませんが、公式サイトからであれば購入が可能です。
ファンの電源ですが基本的にはキーのONと連動で電源を取り出せるようにしましょう。
そうしないとまわりっぱなしになり、バッテリーが上がってしまいますからね。おすすめはテールランプですが私はいまいち配線が分からなかったので、ETCの電源から分岐しました。
マイナス側はボディアースから取り出せば簡単に接続できます。
最後は針金でくくりつけて終了です。こう見てみるとかなり小さい・・・。
取り付けて実装してみた結果
キーをONにしたら「ウィーン」とファンが回る音が聞こえますが、走行中はほとんど気になりません。
実装してみた結果ですが、ラジエーターキャップは変える前よりも明らかに水温が上がるのが遅くなりました。
以前はちょっと信号待ちしたらすぐにファンが回っていましたが、その一歩手前で踏ん張ってくれるような感じです。
ジェネレーターファンは温度測っていないのでわかりません笑。まぁ自己満足ということで。
ちなみに組みなおすときはねじにはすべてモリブデンを薄く塗っておきました。
プロト(PLOT) クールテック ラジエターキャップ タイプS 1.1kgf/cm2 PPC-S
年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
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