会社の命令で4年ぶりにTOEICを団体受験で受けることになりました。これまでは個人的に受験を毎年受けていましたが、今回は初めての団体受験となります。
ところが勉強期間は1ヶ月程度しかないのでじっくり復習する時間もありません。
なので本来なら公式問題集+模試で最低5冊程度はやり込みたいところですが、公式問題集のみに絞って勉強する事としました。
結果としては840点取得することができたので、下手にいろいろな教材に手を出すよりは公式問題集のみに絞って勉強したほうが良いと、再度確認することができました。
久々の人もこれからの人も、ぜひ公式問題集を穴が開くまでやりまくってください!
公式問題集を活用した勉強法について記事を寄稿しました。
TOEIC初心者の方はこちらの記事から読むことをおすすめします。
TOEICの勉強方法はこちら
近頃では英会話学校でもTOEICの対策コースもあり、無料で英語力診断もしてくれます。
さらに効率よく勉強するなら「RIZAP ENGLISH」の方が効率が良いかもしれません。一気に勉強しまくって英語力をさっさと上げるのも一つの手ですね。
久々のTOEIC対策その1:とりあえず公式問題集を買う。
- 久々のTOEICですがいろいろな問題集に手を出すより、公式問題集1本で行くことにしました。
4年ぶりなので形式も変わっています。公式問題集も持っていますが形式が変わる前なので使えません。
さすがに、勉強せずに挑む度胸もないので最新の公式問題集を2冊購入しました。
なお、公式問題集はとりあえず最新のものから始めましょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
実質、二ヶ月もないので2冊出来れば良い方として、他の問題集や書籍は購入せずに公式問題集に注力することにしました。
元々、公式問題集だけで勉強する期間も長かったので、特にこの勉強方法には疑いもありませんでした。しかし、4年ぶりということで問題形式も変わっており、少し不安があったのも事実です。
久々のTOEIC対策その2:公式問題集をやって見た結果
- 家でしっかり時間も図って今の自分の実力を測定してみました。
とりあえす一冊(2回分)解きましたが、大体700点超えるくらいの結果。まあ、最後に受けた時が800点で、それ以降TOEICの勉強はしていないのでこんなもんでしょう。とは言ってもやはり目標は800点程度取りたいものです。
で、形式が変わった各パートについてですが
- Part1
問題数が減った…。ここが稼げるところだったのに…。逆に落としたらまずいなぁと思います。
基本的に写真に写っていない事は正解ではないので(○○だと思っているとかも)、難しくはないのですがたまに知らない単語が出てきて焦ることがあります。 - Part2
うーん、よくわからないけど問題が減ったくらい?発音は変わってないはずだけど、なんか聞き取りにくいところがちらほらあるような。
ただし攻略法は変わらず、発音が似ている単語が出てきたり、明らかな間違い(設問がWhatで始まっているのに、回答がYesで始まっているとか)が出れば正解ではないので、消去法で回答できるところもある。
ここもあまり落とさないようにしたいですね。 - Part3
発音については相変わらず、聞き取りにくいところが何箇所かありました。
3人で話す問題は少し事前の対策が必要だと感じました。誰がなんのこと喋っているのかゴチャゴチャになりそうですから。図と関連付ける奴も、問題を聞きつつ、図も見て設問の回答なので結構忙しいですね。
シャドーイングで短期記憶を向上させてから挑みたいところです。 - Part4
パート3と同じように発音が聞き取りにくいところが何箇所かある。 - Part5、6
特に大きな変更はなし?
文法は苦手なのでよくわかりませんでした。 - Part7
最初の方のシングルパッセージは楽勝でしたが、後半のトリプルパッセージはサッパリ。
情報がいろんなところに飛んでいってるので、読解力速読力が必要です。
単語自体はそれほど難しくなくても、どこに求めている情報があるのか見つけるのが大変です。
公式問題集を何度も解いて慣れる必要があると思います。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
久々のTOEIC対策その3:公式問題集を解いた後の復習。
- 苦手分野を繰り返し復習するのが一番の近道!まぁほとんどリーディングですけど。
公式問題集は解いただけで満足してはいけません。間違ったところを何度も復習して、初めて効果が出てきます。
この復習で「正解の理由がわからなかった問題」の復習をして、根拠を理解していけるかが重要です。基本的にリスニングも文法も正解は必ず一つでそれには根拠があります。ですので、その根拠をしっかりと復習すれば実際の試験でにた問題が出ても対応可能なので、間違えた問題の復習が非常に重要です。
- Part1
全問正解なので復習は無し! - Part2
間違った問題を解答を見てなぜ間違ったのか復習。10回くらい音読して終了。 - Part3、4
一番時間をかけた部分。
まず、解答を見て間違ったところをなぜ間違ったのか復習する。
具体的には
・単語を知らなかったのか?
・聞き取りミスなのか?
この2点集中的に復習する。
単語のミスであれば、意味や用法を復習する。聞き取りミスであれば、シャドーイングする。
なお、どちらにせよ間違った問題は全てシャドーイングした。ノーマルスピードと1点二倍くらいで自分の中で流暢に話せてると思うまで何度も繰り返した。
パート3と4はシャドーイングこそが最強の攻略法だと勝手に思っています。 - Part5、6
間違ったところの復習。文法なのか単語なのかを特に気をつける。 - Part7
間違ったところを解答を見ながら復習する。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
久々のTOEIC対策その4:試験当日
- 会社で受けましたけど・・・落ち着いて受験できなかった。
試験は自由席なのでなるべく前に座ったが、隣の奴が試験中に貧乏ゆすりがうるさいは、フリスク食べ出すわでかなりムカついた。
やる気ないなら来るなよ…。
- Part1
楽勝 - Part2
最後の5問くらいまでは聞き取れた。 - Part3、4
うーん、中々難しい。と言うか聞き取りにくい。少し自信消失。 - Part5、6
知らない単語はなかったけど、文法が大の苦手なのでパート7に時間を残すためにサクサク解答。 - Part7
シングルパッセージは結構調子良かったのに、ダブルパッセージから全然わからない!トリプルはさらにわからずに。
結局、パート5、6で貯めたマージンはゼロに…。最後の10問はカンでした。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
久々のTOEIC対策その5:結果
- 予想よりもはるかに良い結果でした!やはり公式問題集だけでも十分ですね。時間もなかったし。
すでに書いてある通り840点でした。正直言って、かなり驚きました。700点ぐらいの手応えしかなかったので。
やはりしっかりとしたTOEICの知識があれば、下手にたくさんの問題集に手を出すより公式問題集に集中した方が良いですね。リスニングで間違えればシャドーイング、単語は暗記、文法は解説を読み込むことと単純な方法ですが、十分高得点を取得できます。
僕が考える高得点を取れた要因
リスニング
新形式のところをシャドーイングで何回も繰り返したのが良かったと思います。
あれで、事前にどんな問題かを予想することができました。さらに新しいナレーターの声にもなれることができたので、やはりシャドーイングというのは非常に有効な対策です。
リーディング
実はリーディングがなんでこんなに高得点なのかわかりません。パート5と6で時間を稼いだのが良かったのかもしれません。
どちらにせよ公式問題集をやりまくったのが良かったのだと思います。とはいってもやったことは非常に単純で、わからない単語は暗記することと、文法は解説をしっかり読み込むということだけで十分でした
久々のTOEIC対策:まとめ
- 久々にTOEICを受験するときでも以前に勉強していた人は公式問題集をやりこむことがお勧め。
- 単に解いて終わるのではなく復習にこそ時間をかけてしっかりと勉強すれば、本番の試験でも高得点が取れます。
- シャドーイングやわからなかった単語・文法の復習をしっかりとして高得点を目指しましょう。
公式問題集を活用した勉強法について記事を寄稿しました。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
TOEIC初心者の方はこちらの記事から読むことをおすすめします。
TOEICの勉強方法はこちら
近頃では英会話学校でもTOEICの対策コースもあり、無料で英語力診断もしてくれます。
さらに効率よく勉強するなら「RIZAP ENGLISH」の方が効率が良いかもしれません。一気に勉強しまくって英語力をさっさと上げるのも一つの手ですね。
コメント