【SV650 2022年モデル】ヘプコ&ベッカーのエンジンガード取り付け!意外と苦労した!

GSX1300R隼から乗り換えたSV650に「HEPCO&BECKER ヘプコ&ベッカー エンジンガード SV650 X SV650 SFV650 Gladius」を取り付けました。

スライダーとどちらにしようか迷いましたが、なんとなく見た目がかっこいいエンジンガードにしました。

基本的にボルトを外してエンジンガードを取り付けるだけですが、なかなか苦労したのでその辺りを解説していきます。

HEPCO&BECKER ヘプコ&ベッカー エンジンガード SV650 X SV650 SFV650 Gladius

年間何台のバイクが盗まれて何台が戻ってきてるか知っていますか?

年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
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目次

とりあえずこれも買っておいて!

HEPCO&BECKER ヘプコ&ベッカー エンジンガード SV650 X SV650 SFV650 Gladius」を取り付ける前に下のものを購入しておく事をお勧めします!

必ずしもなくても構いませんが購入しておく方が必ず役に立つからです。

まず、「LOCTITE(ロックタイト) ねじロック 243 中強度タイプ 10ml LNR-243」はエンジンマウントボルトを交換した際に、新品ボルトに必ず塗布しましょう。

万が一緩んでしまうと走行に影響を及ぼす恐れがあるので非常に危険です。

キジマ (kijima) バイク バイクパーツマフラーバンドゴム 30mmx400mmx1.5t 209-999」は似たような製品であればなんでもいいのですが、「LOCTITE(ロックタイト) ねじロック 243 中強度タイプ 10ml LNR-243」は車種専用設計のはずがなぜかラジエーターホースとオイルラインのホースに微妙に接触します。

走行している時の振動でホースが擦れ、万が一破れてしまうと重大な事故につながる恐れがあります。

なので私は接触部に巻き付ける事でホースを保護するのに使っています。

二つとも必ずしも必要というわけではありませんが、必ず購入する事をお勧めします。

取り付けの前に!

取り付けの前ですが内容物をよく確認しておきましょう。こういう海外製はたまに部品がなかったり、ボルトのネジが舐めてたりするので注意が必要です。

梱包はこんな感じです。まぁそれなりと言えばそれなりな梱包です。

梱包はまぁおおざっぱ

付属しているボルトはこれだけです。全部で3本になります。取り付けのカラーも長さなどをチェックしておきましょう。幸いにも全て長さが違うので混同してしまうことはなさそうです。

取り付けボルト類

で、ここからですがまずネジ類をよくチェックしておきます。ねじ山が舐めていたりしたらダイスで切り直すなどが必要ですが、まぁナットに無理やり通してもいいでしょう。しかし、バイク本体に無理にねじ込むとバイク側の雌ネジがやられる可能性があるので絶対にやめましょう。

今回はネジ山に異常はありませんでしたが、切粉がかなり溜まっていたのでステンレスのブラシとブレーキクリーナーで清掃します。ついでに脱脂にもなりますしね。

ボルトは綺麗にします。

取扱説明書はこんな感じです。ビジュアルでわかりやすく表示されるので困ることはそんなにないでしょう。

取扱説明書は英語だけど困ることはないかな

取り付けは左側から

ということで早速取り付けていきましょう。基本的にはボルトを外して締めるだけなので、そんなに技術はいらないと思います。

まず外すのがこのエンジンマウントボルトです。他のブログなどを見ると「取り外すとエンジンが下がってくる恐れがあるので、ジャッキなどで受ける必要がある」と書かれていますが、実際は全くそんな気は無かったです。他にも複数のボルトで押さえつけられているので、まぁ下がることはないと思います。

エンジンマウントボルトを外す

ところがこのボルトですがめちゃくちゃ硬いです・・・。という事を知っていたので事前にパイプを用意しておきました。

適切な使い方ではありませんが・・・。外す時は大丈夫だとは思いますが、ねじ山が傷まないよにゆっくりと外しました。

はずした跡はネジロックがついています。本当はタプで一度さらいたいのですが、タップを持っていないので断念。

念の為、新品のボルトがすんなり入るか確認します。基本的には手でスルスル入るか確認しておけば、いざ取り付ける時に変にねじ込んでしまうことも避けられます。

今回はこんな感じで一度ねじ込みました。ネジロックのカスなどが大量に付着するので必ず綺麗に清掃しましょう。

新品ボルトで一度さらいます。

確認が終わればネジロックを塗布して取り付けます。基本的には着くようにしかつかないので、この段階ではシビアな位置調整はありません。

ネジロックは中強度を使用
ネジロックを塗布

左側が取り付けられた状態です。このまま右側も繋ぐのですが・・・なかなか厄介でした。

下のボルトも忘れずに取り付けておきましょう。

したのボルト

で、取り付けた後によく見てみると冷却水のホースに若干当たっています。なんとかしないと振動でいつかホースがやられそうですね。

右側を取り付け

次に右側です。写真に写っているボルトを外します。シルバーのカラーはこのまま使うので無くさないようにしましょう。なお、こちらはそれほど固くしまってはいませんでした。

ネジロックもついていないようだし・・・なんで左側と右側で違うんですかね??

右側はこのボルト。カラーはこのまま使います。
右側のボルトにネジロックはついていません。

このまま左右を合わせて下側のボルトを捩じ込めばいいんですけど・・・これがなかなか合わない。左側のボルトをゆるゆるにしてあーだこーだしてるうちになんとか合いそうになったので、半力ずくでナットを捩じ込みました。

が、こちらはこちらでオイルラインのホースに若干干渉しています。

力ずくで取り付けました

こちらも左側と同様でなんとかしないといけませんね。

規定トルクがわからない!

実はここで困った問題が出てきまして、ヘプコ&ベッカーの説明書には締め付けトルクが一切書いていません。さすがにエンジンをマウントしているので、ロックタイトを塗布していると言ってもしっかりと締め付けたいところ。

他のメーカーのエンジンガードやスライダーの場合の締め付けトルクは55Nmです。しかし違うメーカーの場合は34Nmと若干違います。

オーバートルクで締め付けてめねじが破損する方が怖いので、今回は34Nmで締め付けました。なお、エンジン下部を貫通している長いボルトは、こんな感じで片方が動かないように固定しないと締め付けることができません。

全てのボルトを規定通りに締め付ければ完了です。

干渉するところにゴムを巻きつけ

ラジエーターホースおよびオイルラインのところはゴムを巻くことにしました。効果があるかは不明ですが、金属と直接接触するよりはマシでしょう。

ゴムシートといってもあまり厚みがあるとまずいので購入したのは「キジマ (kijima) バイク バイクパーツマフラーバンドゴム 30mmx400mmx1.5t 209-999」です。買ってから気づきましたけどコーナンとかの方がもっと安かった気がします。

こんな感じで巻きつけてインシュロックで固定しました。

ラジエーターホース部
オイルライン部

規定トルクは別のマニュアルに書いてあった

数日後ヘプコ&ベッカーの別のマニュアル(カタログだと思っていた)を読んだら、締め付けトルクが記載されていました。

これをみるとM10の細目ネジは強度にもよりますが55Nmですね。となると私の34Nmはちょっと低い値となります。

とはいってもすでにネジロックは硬化しているのでそう簡単には緩まないでしょう。さらに外す方がリスクがあるので今回はそのまま使用することにしました。

ただし定期的に緩みがないかの確認は必要ですね。

とりつけた結果

普通にかっこいいです。ラジエーターよりも幅があるので万が一転倒した際もラジエーターは守ってくれそうです。

HEPCO&BECKER ヘプコ&ベッカー エンジンガード SV650 X SV650 SFV650 Gladius」はちょっと取り付けに苦労するかもしれないですが、適切な工具さえあれば誰でも十分取り付けることが可能です。

SV650にエンジンガードを取り付けるか迷っている人はぜひ参考にしてみてください!

HEPCO&BECKER ヘプコ&ベッカー エンジンガード SV650 X SV650 SFV650 Gladius

LOCTITE(ロックタイト) ねじロック 243 中強度タイプ 10ml LNR-243

キジマ (kijima) バイク バイクパーツマフラーバンドゴム 30mmx400mmx1.5t 209-999

年間何台のバイクが盗まれて何台が戻ってきてるか知っていますか?

年間のオートバイの盗難届けの件数は約1万1千件。これ自動車の約1.5倍です。そして検挙率は14.9%(2017年)。盗まれたらほぼ戻ってきません。
盗難場所も駐輪場、駐車場、自宅敷地内が83%なのでどこでも盗まれる状況です。
そんな時に安心なのが盗難保険。僕も加入しているバイク盗難保険『ZuttoRide Club』なら、バイク本体だけでなく、パーツ単位で保証してくれるので安心ですね。
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