【営業でも現場監督でも】客から言い渡されたら最後!〇禁とは!?

プラントエンジニアとしての仕事をしていると、大体の人がお客さんといろいろな話をすることになります。

その相手も設計だったり、購買だったり、設備担当だったり・・・人によって様々です。

中にはちょっとめんどくさい人もいてトラブルになることもありますが、その中でも

  • 「これ言われたらもう終わり!」

っていう言葉があります。

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「出入り禁止」通称「出禁」は言われたら最悪

出入り禁止という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

言葉の通り、お客さんの構内に「立ち入り禁止」を言い渡されることです。

まぁそれだけなんですけど、もし現場監督していてこれを言い渡されると、その現場にはもう立ち入りできません。

つまり、誰かほかの人に来てもらわないといけなくなるのです!

「え?それだけでしょ?」

って思うかもしれませんが、いきなり現場監督の交代なんてできません!

特に常駐義務のある「現場代理人」や受注金額によって必要となる「管理技術者」の場合は最悪工事がストップする恐れがあります!

また、「出禁」を言い渡されるということは、その個人だけでなく会社に対しても大きな不信感を表しているので、次に引き継いだ人にも大きなプレッシャーがかかるでしょう。

当然として工事を見る目も厳しくなっていきます。

「出禁」を言い渡される原因が工事の安全管理であれば、安全管理を見る目はどんどん厳しくなっていくでしょう。

工事品質であれば、プラントの運転に関係ないようなところまでも細かく指摘されるでしょう。

そういう意味で「出禁」という言葉を言い渡されることは最悪なのです。

1度の失敗で「出禁」にはならない

しかし、1度の失敗で出禁にはなりません。

大体が複数の失敗や同じような失敗を繰り返すことで「出禁」を言い渡されるのです。

例えば

こんなことをしたら出禁になります!!
  • 必要書類を何回言っても提出しなかった。
  • 工事の安全管理で同じような注意を何度もしても、施工業者に指導しなかった。
  • 何回も仕様間違いを起こした。
  • 客先ルールを何度も破った。

ここで重要なのは「何度も」ということです。

例えば必要書類や客先ルールは客先構内で仕事をする上で必要なものです。いくら理不尽な書類やルールでも客先構内で仕事をするのであれば守らねばなりません。

工事の安全管理や仕様間違いなども安全管理を怠り事故を起こしかねない状況で、工事を進めるわけにもいきませんし、仕様間違いのものを納入してもらっては意味がありません。

そのような事を何度も守らない、注意されても治らない人ははっきり言って「出禁」にされても文句は言えませんよね?

「仏の顔も三度まで」という言葉があるように、同じミスは絶対にしてはいけません。

僕が「出禁」を言い渡した人の特徴

そういう僕も「出禁」を言い渡したことがあります。

その人は

僕が出禁を言い渡した人の特徴
  • 機器や配管の搬入時に仕様書と納入されたものを確認せずに、仕様間違いの物をそのまま取り付けるのを何度も起こした。そしてそれらを全て客が気づいた。
  • 構内ルールで通行止めなどは簡単にできないのに、勝手に搬入スケジュールなどを変えて通行止め日程などの変更を何度もおこした。
  • 工事品質が非常に低く、明らかに施工ミスなども全くチェックしていなかった。
  • 工程管理が全くできていなく、工事工程が頻繁に変更となり、ほかの工事に影響が出た。

と、はっきりいって客に迷惑かけまくりで、何度も何度も注意しても治らないので「出禁」にしました。

いろいろ業者から言われましたけど

  • 文句あるならちゃんと仕事するやつよこせ

といって黙らせました。

出禁を言い渡された後の担当になったらどうするか

「出禁」を言い渡されることも最悪ですけど、そのあとに現場担当となったらさらに最悪です。

お客さんからの見る目も厳しいし、工程を遅らせるわけにもいかないので非常に気を使います。

僕も前職でそのような事があってかなり嫌でしたがまず行ったのは

出禁を言い渡された人の後任になった場合の対応
  • なぜ前の担当が「出禁」になったのかはっきりさせる。
  • 客先の担当に新たに担当になった旨を伝えて、迷惑をかけた旨を謝罪する。
  • 「出禁」になった原因を絶対に再発させない。

と、かなり気を使った対応をしました。それくらいしないとお客さんの見る目は厳しいままだからです。

重要なのは信頼を取り戻すことです。まず誠心誠意対応することが必要です。

まだ「出禁」で済んでいるからOKと思うことも必要

「出禁」は厳しい対応ですが、まだ仕事をさせてもらえるということは忘れてはいけません。

もしこれが

  • 発注停止
  • 内示取り消し

等であれば仕事ができなくなるし、注文済みの機器などはキャンセル料支払う恐れがあるし最悪です。

つまり「出禁」はまだ挽回できる可能性は大いに残されているのです。

もし「出禁」を言い渡されてもそこで諦めずに最高の品質の仕事をすることで、逆に信頼を取り戻すことも可能です。

仕事で信頼を取り戻せば次回の注文ももらえるかもしれません。客先の見る目は厳しいですが、その厳しい評価を見返すくらいの仕事をしていきましょう!

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