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【プラント設計の基礎】プロジェクト成功へのカギ!プロジェクトマネジメントとは?【本・勉強法】

2018年7月1日

【プラント設計の基礎】プロジェクト成功へのカギ!プロジェクトマネジメントとは?【本・勉強法】

みなさんこんにちは、プラントエンジニアのヤンです。

現役プラントエンジニアが教えるプラント設計の基礎知識。

学校では教えてくれないことを中心に、実務に直結する内容を書いていきます。今回は「プロジェクトマネジメント」について語ります。

プラントエンジニアも中堅となると設計というよりはマネジメント的な仕事を任されます。

プラントというのは数多くの機器やバルブからなり、それらを組み合わせて初めて完成します。

そのため、適切なプロジェクトマネジメントができないと、多くのトラブルを抱えることになり納期に遅れる可能性もあります。

 

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簡単なプロフィール

【ヤン】
高専卒のプラントエンジニア。大卒との待遇の違いから一念発起して英語と資格の勉強をしまくる。プラントエンジニアリングのノウハウから資格・英語の勉強法に関する情報を提供しています。保有資格:1級管工事施工管理技士、1級機械保全技能士、英検準1級、TOEIC870点、甲種機械高圧ガス製造保安責任者、エネルギー管理士(熱)。趣味はバイクとキャンプ、愛車はGSX1300R隼。

プロジェクトマネジメントの重要性

プロジェクトマネジメントの重要性

プラントエンジニアは時には数億円ものプロジェクトの中心となり、何百人の作業員を率いる時があります。

プロジェクトが大きくなればなるほど、予算、工期、人員などを適切に管理する必要があります。

そのような大きなプロジェクトの成功のカギは何でしょうか?重要になるのがプロジェクトマネジメントです。

まず顧客要求の理解をする。

まず顧客要求の理解をする。

もしエンジニアがすべての顧客要求を理解せずに製品を設計した場合、その製品はエンドユーザーの期待に応えられない可能性があります。

さらに悪いことに、使用中に危険を引き起こす潜在的なリスクを抱えたまま顧客が使用する可能性もあります。

製品開発を成功させるための基本的な要件は、機能、性能、制約の3つです。

製品開発のための3要素
  • 機能要件:製品が達成しなければならない必要稼働条件、動作方法、具体的な動きを指定する。
  • 性能要件:製品が特定の条件下での性能を明確する。
  • 制約要件:製品が動作する為の制約、例えば規制や業界標準への準拠。

これらの要件を理解し、まとめ上げることも非常に重要な点になります。

書類で仕事を進める。履歴を管理する。

書類で仕事を進める。履歴を管理する。

成功した製品開発プロジェクトを見てみると、顧客要求が明確に定義され、途中で変更などがあっても議事録、図面や書類の改定を管理する事により全ての流れを追跡する事が出来ます。

また、議事録や図面、書類などは常にお互いの承認があって初めて有効なものとなるので、大体の書類には署名欄と受領印を押す箇所を設け、客先が受領した物を正として進めていきます。

これによりお互いの誤解を無くし、仕事が空回りに陥る事も無くなります。

そして顧客要求に基づいて基本設計書が作られ、場合によってはそこから詳細設計仕様書が作成されます。これらの基準は、製品の開発のすべての指針となります。

特にバルブや計測機器及び回転機器などの項目でリストアップされることが多いので、その段階で使用の詳細と検査基準などを載せれば、さらに客先と誤解なく仕事を進めていく事が出来ます。

顧客の要求しているものは何か?それが製品となる。

結局のところ重要なのは「顧客が何を必要としているか?」に限ります。もし、顧客からの見積もり仕様書などで具体的な指示が無ければ逆にこちらから提示する必要があります。

なぜなら、製作側にとっては納入しお金をもらえば終了かもしれませんが、顧客はそれを何年も何十年も使用していきます。

その為には納入段階で顧客に使用を納得してもらい、顧客の仕様に合わせた設備を設計する必要があるからです。

時には「製作者側の標準仕様で進める」事もありますが、非常にリスクが大きいです。正確に言えば「顧客の了解なしに、製作者側の標準仕様で進めてはいけない」ということになります。

顧客は製作者側の標準仕様など知りません。ですので、顧客から情報が出ないのであれば逆に製作者側から提示し、お互い誤解の無いようににプロジェクトを進めていくべきなのです

プロジェクトマネジメントのカギはこのような段取りが非常に重要になります。

顧客と製作者が双方合意の上で仕事を行うことが、お互いにとって成功へのカギとなるのは疑いようがないですよね?

プロジェクトマネジメントの勉強にお勧めの書籍等

Amazonで「プロジェクトマネジメント」と検索すると多数の書籍が出てきますが、プラント建設のプロジェクトマネジメントの本はほとんどありません。

その為、当ブログでも記事としてまとめています。

これらの記事を参考にマネジメント能力=段取り上手を目指してほしいと思います。

またプロジェクトマネジメントよりはプロジェクトマネージャー向けの本となりますが、「エンジニアリングマネジャー―強き技術系管理者への道」という本もお勧めです。

欧米の大学院やMOTのコースで使用されている教科書を翻訳したものです。技術系管理職になる人や技術系管理職の人が部下を適切に評価し、さらに自身の進路設計をより良きものにする妙に非常に優れています。

ちょっと価格が高いですが・・・非常にお勧めできる本となります。

エンジニアリングマネジャー―強き技術系管理者への道

プロジェクトマネジメントの勉強にお勧めの書籍等

プロジェクト成功のカギはまず、お客さんが何を求めていて、自分たちがお客さんに何を納入するかを明確にすることです。お客が求めていないものを作っても意味がありません。

また、設計者と顧客双方の合意の下で仕事を行っていくことが非常に重要です。その為には、書類で常に記録を残していくことが重要です。

お客とも連絡を密に取り合い、プロジェクトを効率よく進めていきましょう。

エンジニアリングマネジャー―強き技術系管理者への道

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この記事を書いた人

ヤン
・高専卒業後に専業プラントエンジニアとして活躍。その後、化学/食品プラントのエンジニアに転職。プラントエンジニアリングや、資格・英語勉強に関する情報を発信。
・就職後に大卒との待遇の違いから学歴コンプに陥るが、持ち前の負けず嫌いの精神から勉強しまくって大卒を見返す。
・社会では大卒の方が優遇されるが「高専卒の方が即戦力&活躍できる!」ということから全ての高専卒を応援するためにブログを開始。
・主に機械系を担当したのでPFDからPIDの作成などの基本設計から、回転機器選定、配管設計、調達、建設、施工管理、試運転、保守管理を担当。今では設備保全の知識を活かして効率的なメンテナンス計画の立案や設備診断技術の導入も実施。5Sを軸とした仕事&職場&業務効率のカイゼンにも従事。
・保有資格:1級管工事施工管理技士、1級機械保全技能士、英検準1級、TOEIC870点、甲種機械高圧ガス製造保安責任者、エネルギー管理士(熱)
・海外プラントの設計や立ち上げ経験もあり。